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こどものメディアにできることはなんだろう? 第1回 こどもメディアシンポジウム in yokohama

2019年2月17日、神奈川県横浜市みなとみらい地区で、つづきジュニア編集局10周年を記念して、第1回こどもメディアシンポジウムが開催され、約70人が集まった。

 つづきジュニア編集局は、2009年、横浜市都筑区15周年と横浜開港150周年記念事業としてスタートした子どもたちによる情報発信活動だ。小学校4年生(現在は5年生)から高校生まで、これまで活動した記者の数は500人にのぼる。代表の岩室晶子さんは「まちを知ることでまちが好きになります。まちを大切にする人を育てるために、この活動で子どもたちのコミュニケーション能力を育てたいと思っています」と話す。
 
 シンポジウムでは、つづきジュニア編集局の他に、同じく横浜市のMM編集局、石巻日日こども新聞、じもたんキッズ(川崎市)の子どもたちによる活動発表や、大人と子どものグループでの話し合いも行われた。つづきジュニア編集局の設立に関わった東京都市大学教授の中村雅子さんは「子どものメディアがあることは、まちにとってとても意味があります。子どもが取材してくれることがうれしい大人が増えるとまちが活性化します。『ごっこ』ではなく実際に現場に行くことは、子どもたちの将来の力になると考えています」と話していた。
 シンポジウムに参加したつづきジュニア編集局記者の宮下敦行さん(横浜市立折本小学校6年生)は、「他のまちにも同じような活動があることがわかってよかったです。取材で貴重な体験ができるところが楽しいです」と話す。じもたんキッズ記者の久木元はなさん(川崎市立宮前平小学校5年生)は「情報発信活動をしている子どもたちがこんなにたくさんいて驚きました」と話す。つづきジュニア編集局一期生の黒山幹太さんは、「子どものうちに、たくさんの人が読むための文を書く力をつけることは、当たり前でないすばらしい経験だと思います」と話していた。黒山さんは4月から新聞記者になるそうだ。

【取材・文・写真】
小俣 翔太郎(矢本第二中学校2年生)
齋藤 小枝(湊中学校3年生)