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石巻日日こども商店 12月11日オープン

たべないなんてもったいない!

株式会社木の屋石巻水産 × 風の子応援プロジェクト
 木の屋石巻水産(石巻市)は、朝に獲った魚を生のまま缶詰にする独自の方法と国産の調味料でおいしい缶詰を作っている。今回は、さんま醤油味付け、さんまみそ甘辛煮、金華さばみそ煮のラベルのデザインに3人の小学生が参加した。さんまの絵を描いた酒井圭佑さん(石巻小学校5年生)は、「自分の描いた絵が缶詰のラベルになってすごいなと思いました。色が気に入っています。最初、太ったさんまを描いてしまって、みんなに違うと言われましたが、最終的に納得できるさんまが描けてよかったです」と語る。
 同社の木村優哉社長は、「力強さを感じる題字にまず目をひかれました。石巻の日常の風景に温かみを感じ、さんまの鮮度のよさと、海の躍動感に元気をもらえます!」と石巻ならではの缶詰ラベルが誕生したことに喜びを語った。
 缶詰は、保存料不使用だし、骨まで柔らかくなっていて、お年寄りや子どもも安心して食べられる。賞味期限は3年だから、非常食にもおすすめ。たれまでおいしく食べてください。
 そして、この商品開発の最大の協力者は「風の子応援プロジェクト」(宮崎市)のみなさんだ。商品の発注、在庫管理から販売までのすべてをサポートしてくれている。風の子応援プロジェクトは、子どもたちの活動を応援してくれる企業の集まりだ。
 開発のきっかけを作ってくれた代表の大塚徹さんは「石巻の子どもたちの教育支援を仲間たちに呼びかけたら、たくさんの企業が手を挙げてくれました。さまざまな活動を通じて、ものを作り出す喜び、作り出したものが認められる喜びを子どもたちに感じてもらうことが、 最大の目的であり、私たちの喜びです」と話している。

今野梱包株式会社
 2013年のある日、当時小学2年生だった酒井圭佑さんは、「募金箱って、どうして小銭しか入らないのかな?」と思い、お札が入る募金箱を作ってみることにした。ヒントにしたのは神社のさいせん箱。この募金箱には募金がたくさん集まることから、商品化を決意。4年をかけて完成させた。
 開発に協力した今野梱包(石巻市)の今野秀樹社長は「子どもたちが考える作品は大人が学ぶことがいっぱいです。シンプルで、分かりやすくて、なにより『カッコイイ』とか『かわいい』といった直球のデザインが、新鮮かつ忘れかけていた何かを呼び覚ます如くに感じます。そんな想いをカタチにすることができてとてもうれしく思っています」と話した。このカッコイイ募金箱で、募金活動をすれば成功まちがいなし!

題字デザイン&ロータリー小俣渓志郎(大曲小学校4年生)
 カラフルな題字をデザインしたのは小俣渓志郎さん(大曲小学校4年生)。迷わず一気に描き上げた。機械である車のロータリーエンジンをまるで生きているように色彩で表現した「ロータリー」は、これからもいろいろな商品に変身していく予定。どうぞお楽しみに!

【文】丹野 里奈 (山下小学6年生)