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給食大好き!後藤さんと赤間さんに聞いたよ!!

所長の後藤さん(左)と栄養士の赤間さん(右)にお話を聞く小野記者(撮影・山田暖歌)

 石巻西学校給食センターは東松島市にある。この建物は昭和54年にできた。震災前、石巻に給食センターは5つあったが、2つ使えなくなってしまった。そこで、震災後に東松島市から借りたこの給食センターが、石巻西学校給食センターという名前になってはじまった。所長の後藤久一さんと栄養士の赤間ゆみさんにお話を聞いた。
 給食センターの仕事は朝8時からはじまり、洗いものまで終わるのはだいたい午後3時半ごろ。料理を作る人、栄養を管理する人、作った料理を運ぶ人の3つの係があって、37人が働いている。1日に作る給食は4000人分。あまらないように作るそうだ。
 メニューは栄養士が決める。栄養士は3人いる。栄養を考えて、おいしく食べてもらえるようにくふうしている。材料はいろんなところから来ているが、小松菜や笹かまぼこは石巻産、ねぎは東松島産。野菜、お肉、お豆腐、こんにゃく、めん類など、なるべく石巻のお店から買っている。
 震災のあと、去年の4月にはパンと牛乳だけだったが、5月にはデザートやアーモンドフィッシュ、6月にはごはんもだせるようになった。元に戻ったのは今年の4月だ。
 震災前に使っていた緑色のおぼんは津波で流されてしまったので、震災後は、支援でいただいたピンクのおぼんにかわった。はいしゃスプーンも支援していただいた。震災前、スプーンは給食センターで洗ってもらいたいけれど、洗う機械もこわれていまったので自分たちで洗った。
 変わってよかったと思うこともある。震災前、ごはんは一人分ずつ入れものに入っていたけれど、震災のあとは大きな釜で届き、みんなで分けて食べている。津波で入れものが流されてしまったからだ。でも、このほうがおいしいとみんな言っている。
 後藤所長は、残さないで食べてもらったとき、赤間さんは、おしいいと言われたとき、給食センターの仕事をしていてよかったと思うそうだ。
 くじらはもうでないんですか?と赤間さんに聞いてみたら、「11月からくじらのしぐれあえがでますよ」と言われた。(やったー!!)

取材・文:小野 愛和(釜小学校3年生)、山田 暖歌(釜小学校3年生)