努力で結果は変わる
第6回Kサクソフォンコンクール
中学生の部 第1位
菊地 恋さん (石巻西高校1年生)
菊地さんは、昨年、第6回Kサクソフォーンコンクール(主催:K国際コンクール)中学生の部で日本一に輝いた。小学生のとき、湊中学校吹奏楽部で当時、顧問だった加藤仁久さんとの出会いがあり、サックスをはじめた。以来、加藤さんの指導を受けている。
「サックスは、音域はあまり広くないのですが、吹きかたしだいでいろいろな音が出るから好きです」と話す。優勝したという知らせは学校で聞いた。うれしさよりも、驚きのほうが大きかったという。「加藤先生の期待にこたえたいという気持ちがあり、母や周りの人に支えられながら、あきらめないでここまで頑張ってこれました」。
でも、うまくいかないときもある。そんなときは、時間をおいたり、周りの人に励ましてもらったりして立ち直る。勉強と両立の秘訣は、どちらも同じくらいに、片寄らないように気をつけることだそう。これからもたくさんのコンクールに出場し、賞をとるということを目標に頑張り続けたいと話す。
日本一になるにはどうしたらいいのでしょうか?「努力で結果はかわるので、頑張って練習を続けてみてください」と教えてくれた。
「こども記者魂」はテイラーアンダーソン記念基金の助成により制作されています
【取材・文・写真】
阿部 明香里(蛇田小学校6年生)