記事詳細

新!こども記者魂

阿部 匠之介さん
渡波小学校6年生

 阿部さんは、小学2年のときに少林寺拳法を始めた。テレビで見た少林寺拳法がかっこいいと思ったからだ。少林寺拳法は心を鍛える拳法。阿部さんは、困っている人がいたら助けるために少林寺拳法を習っていると言う。金剛禅総本山少林寺石巻道院に所属。13人の拳士がいる。今、二級で、茶色の帯をしめているが、今年中には初段をとって、黒帯になる予定だ。大会では、声を出しながら演武をする様子が審査される。4年生の時、宮城県大会で2位になった。指導者の大橋浩一さんは、「阿部さんは、少林寺拳法を続けたことで、技だけでなく、心にも成長が見られます」とうれしそう。自分のことは自分でする、礼に始まり礼に終わるなど、拳士が守るべき六つの掟を大切にしている。目標は、自分の限界に挑戦して、死ぬまで少林寺拳法を続けることだと話してくれた。

【取材・文】
安藤 雛(稲井小学校6年生)

▲練習は阿部梓人さん(小学5年生)といつも一緒

Copyright (C) Kodomo Mirai Kenkyusho. All Rights Reserved.