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【Tudo Bem? お元気ですか?】第5回

サンパウロのカーニバル

 みなさんはブラジルのカーニバルを知っていますか?ここサンパウロでも地域の人たちのために毎年カーニバルが開催されます。カーニバルに参加したサンパウロ在住の中島永倫子さんにお話を伺いました。
中島さんは、国際交流基金サンパウロ日本文化センターに勤めている日本語専門家。4才からダンスを習い始め、踊るのが大好き。4年前、アマゾンで開催されたボイブンバというお祭りに参加、そしてサンパウロのカーニバルには昨年からチーム出場している。チームの人に紹介されたのが参加のきっかけで、各チーム2,000-2,500人ほどが毎年参加するそうだ。昨年は13人の日本人が同じチームで出場した。
 パレードは21時半に始まり、全員で歌を歌いながら踊る。チームごとに山車を準備し、間にチームの旗を持った人たちなどが入り、約530㍍の会場を1時間ほどかけて踊り歩く。昨年は14チームがチャンピオンを目指し競い合った。「カーニバルは歌やダンスの印象が強いのですが、それよりもチームの団結力がとても大切です」と中島さんは話す。ブラジルのサンバは日本のお祭りのよう。みんなが参加して楽しむことができる。

【取材・文】福島文遥(The GRADED American School 11年生|サンパウロ|ブラジル)

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