
第55回 吉川英治文化賞を受賞しました
吉川英治文化賞は、故・吉川英治氏が生前ひそかに願い続けていた遺志をうけて、昭和42年「吉川英治文学賞」とともに設立された日本の文化活動に貢献した人物やグループに与えられるたいへん由緒ある賞です。55回目の今年、セカンドハーベスト・ジャパン、ルダシングワ真美様とともに「石巻日日こども新聞」が受賞しました。
2012年3月11日創刊以来、のべ750名を超える子どもたちの取材により、発表した記事は500本に達しようとしています。
こども記者たちにエールを送り続けてくださいましたこども記者サポーターのみなさま、読者のみなさま、取材を受けてくださいましたみなさま、子どもたちが活動に参加することを応援しその成長を喜んでくださった保護者のみなさま、そして、こども記者の自由な発想を楽しみながらともに制作を行ってくださいました石巻日日新聞社のみなさまに心より感謝を申し上げます。
令和3年「吉川英治賞」受賞者一覧 (敬称略)
第55回吉川英治文学賞
村山 由佳「風よ あらしよ」(集英社刊)
第6回吉川英治文庫賞
今村 翔吾「羽州 ぼろ鳶組」シリーズ(祥伝社文庫)
第42回吉川英治文学新人賞
加藤 シゲアキ「オルタネート」(新潮社刊)
武田 綾乃「愛されなくても別に」(講談社刊)
第55回吉川英治文化賞
石巻日日こども新聞
セカンドハーベスト・ジャパン
ルダシングワ真美
吉川英治記念館に石巻日日こども新聞が展示されています
青梅市吉川英治記念館
東京都青梅市柚木町1丁目101−1
☎0428-74-9477
▲詳しくはウェブサイトでご確認ください
吉川英治(1892-1962)
吉川英治は、『宮本武蔵』や『三国志』などの歴史小説で有名な日本を代表する小説家です。1892年(明治25年)に現在の横浜市に生まれ、10代のころから小説を書き始めました。1922年(大正11年)、東京毎夕新聞社に入社し、新聞連載小説をはじめ多くの作品を世に生み出しました。