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絵本の秘密を聞いちゃった!?

絵本作家・やぎたみこさんによるワークショップ
絵本「ほげちゃん」シリーズ(偕成社刊)

絵本作家やぎたみこさんによる「ほげツリーとオーナメントを作ろう!」(主催:大人のための子どもの本を読む会)が、11月17日、石巻ニューゼ(石巻市中央2-8-2)で開催された。「ほげツリー」は、絵本「ほげちゃん」にちなんだネーミングだ。絵本の産みの親、やぎたみこさんに絵本ができるまでを詳しく聞いた。

やぎたみこさんが「ほげちゃん」をかこうと思ったきっかけは、絵本作家になるための学校で、「家にあるもので本をつくる」という宿題をだされたこと。そのとき、家にあった「ほげちゃん」という名前のぬいぐるみからイメージした。絵本の内容はすぐに思いついた。ほげちゃんが青色なのはやぎさんが好きな色だから。本の見返しには、ほげちゃんぬいぐるみの作り方がかいてあって、自分でもたくさん作ったそうだ。シリーズの3話の中で、車のナンバープレートが「1014」なのは、ペロの飼い主が遠いところから来ているよという意味で、「遠いよ」の語ろあわせだそう。絵本の中には秘密が隠されている。
絵本作家を志したのは、一生ワクワクして生きていきたいから。みんなが良い気持ちになれるような本を作ることを大切に考えている。「絵本は楽しいもの。絵本で毎日をもっと楽しく過ごしてほしい」と話す。やぎたみこさんと楽しい時間をすごして、みんなますます絵本が大好きになった。

【取材・文】村松 玲里(蛇田小学校4年生)

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