2023/12/26
今回の旅のテーマのひとつSDG‘S。7番目の「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」について学ぶために、女川原子力発電所PRセンターを訪れた。所長の幕田さんにお話を聞いた。
日本は、電気をつくるための原料をほとんど海外から輸入している。原料がなくなってしまったり、戦争などの理由で輸入できなくなったりすることがあるかもしれない。「その時のために、火力発電の他にも、原子力発電、太陽光発電、風力発電などいろいろな発電方法があることをぜひ子どもたちに知ってほしいです。特に、原子力発電については、仕組みについてみなさんにもっと知ってもらいたいと考えています。なぜなら、少ない燃料で、たくさん電気を作ることができるからです」と幕田さんは話す。例えば、ウランのぺレットは、1cmで10gと大変小さいが、それでひとつの家庭の8ヶ月分の電気を作ることができるそうだ。
女川原子力発電所では、約6,000人が働いている。毎日、多くの人が一生懸命になって、事故が起きないように安全対策をしている。「電気を大切にしてくださいね」と幕田さんは話していた。電気があるのはあたりまえではなかった。
女川原子力PRセンター https://www.tohoku-epco.co.jp/pr/miyagi/onagawa.html
【取材】酒井 朱理(石巻小学校4年生)③
【朱理記者のおすすめ】
女川原子力発電所PRセンターでは、電気を作る仕組みを学び、自分が「発電所」になって電気を作り、豆電球に灯りをともす実験ができます。安定した電気をつくるのがとても大変なことがわかりました。
こども記者:酒井 朱理