2024/08/11
阿部 壮汰
6月28日、第63回石日旗争奪少年野球大会(主催:石巻日日新聞社)決勝戦が、セイホクパーク石巻(石巻市民球場)で行われた。石巻小レッドベンチャーズ(石巻市)と赤井ビクトリー(東松島市)の対戦となり、7‐1で石巻小レッドベンチャーズが6年ぶり9回目の優勝を勝ち取った。赤井ビクトリーは今回初の決勝進出。惜しくも準優勝となった。優勝した石小レッドベンチャーズは9月に神奈川県厚木市で開催される少年野球大会に招待される。それぞれのチームの2名の選手に話を聞いてみたいと思い、取材した。
小野寺 隆紀さん (石巻小学校6年生、外野手)
決勝戦、一死満塁のピンチで、ヒット性の打球をアウトにした。絶対優勝したかった、とその時の気持ちを話す。とった瞬間「グローブに入った」感覚がとてもうれしかったそうだ。「恐れてしまうとボールを逃してしまいます。絶対につかむぞ、と思いました。みんなで勝ち取った優勝で、とてもうれしかったです。」
髙橋 和也さん(湊小学校6年生、投手・捕手)
最終回でマウンドに立った。抑えたら優勝の場面では、「とても緊張したけれど、自分のプレーを一生懸命やろうと思いました」と話す。「先制点を取ってから、どんどんみんなで点を取れたことが勝ちにつながったと思います。」準決勝で、先頭打者ホームランを打った。「ボールがバットに強くあたって気持ちよかったです。神奈川のチームは強いと聞いているので、勝利を目指してみんなで頑張っていきたいです。」
佐々木 泰雅さん(赤井小学校6年生、捕手)
今大会で1番記憶に残っている場面は、決勝で2回に先頭打者でヒットを打って、1点を取ったところ。「自分が出て、あとの人に必ず回すぞ、という強い気持ちで打席に立ちました。初の準優勝ですごくうれしかったし、決勝で強いチームと戦えてうれしかったです。」
門間 奏音さん(鳴瀬桜華小学校6年生、投手・内野手)
決勝では先発投手を任され、優秀選手に選ばれた。「チームで取った準優勝で、その中で優秀選手に選ばれてとてもうれしいです。エラーが出て、チームの雰囲気が下がったら、積極的に声をかけてチームを盛り上げるようにしています。それが勝利につながると思います。」
【取材】阿部 壮汰(渡波小学校6年生)
こども記者:阿部 壮汰