保護犬譲渡活動の現場でお話を聞きました

2023/12/28

取材したこども記者

あかり

ゆずは

さくら

いさ

ひな

ほのか

さら

かれん

まや

たまき

けいた

みな

はるかな

はると

一匹でも多くの幸せのために
保護犬譲渡活動の現場でお話を聞きました

「保護犬、保護猫の活動について知りたい」
子どもたちの中から自然に出てきた意見から、実際に保護犬を譲渡する活動をされている「Dear Dogs*」さんの譲渡会取材が実現しました。

過酷な状況におかれたワンちゃんたちが、一匹でも多く幸せになるために、私たちにできることはある?
一人一人が考えました。

●犬を通して、他の動物たちもできるだけ命を救いたいと思った。
人を怖がっていても抱っこしたり、体を撫でたりして触れ合うことで人を怖がらなくなったりしていた。触れ合うことで愛情が伝わるんだと思った。(はると)

●保護犬は、ケガや障害を持っている子たちばっかりだと思ってたけど、中には障害のない健康なワンちゃんもいるんだなと思いました。想像と違ってすごくびっくりしました。
そして怖がりな子もだんだん人に慣れてきているということがすごいなと思いました。(さくら)

●災害があったとき…保護団体として、避難できない犬たちのシェルターになれるように、シーツやケージ、ごはんは多めに用意しているとのことだった。

産まれたばかりの子は?…そんなにいないけれど、ペットショップで売れない子などを引きとっている(亡くなってしまった子もいる)とのこと。

避妊手術などは?…男の子も女の子もできるだけ早く受けさせている。
気をつけていることは?…とにかくたくさん可愛がる!愛情を注ぐ(届いていると思うから)だそうです。

他にもいろいろ聞かせていただきました。改めて、、犬も生きているから大切にして、私たちにもできることがあるなと思いました。今後、犬など家族にする場合は、保護犬を見てみようと思います。  (ほのか)

●今回譲渡会に参加させてもらって、犬として生きる大変さと過酷さを知りました。でも、犬のかわいさや大切さも知ることができました。そして保護犬を育てたりする方の犬への気遣い、犬への愛情をたくさん感じることができ幸せな空間でした。でも、この幸せな空間を知れない方がたくさんいると聞いたのでもっといろんな人に広めたいです。今回の譲渡会はいい思い出になったし、たくさん学ぶことができた貴重な時間でした。(さら)

●保護犬を実際に触ったり抱っこしてみたりして、飼い主が見つからなかったり、障害があったりする子達だけど、みんな同じ一つの命を持っているんだなって思いました。(かれん)

●犬を飼うと幸せ2倍
保護犬を飼うと幸せ100倍
ペットショップで飼う前に救う選択を。(ひな)

●柴犬は賢い?…賢いしあと綺麗好きで寝床などをいつもキレイにするとのこと。
初めて保護犬を見たり触ったりしてとても可愛いなと思った。
あと過酷な人生を送ってきた分たくさん幸せになってほしいと思った。(けいた)

●名前をつける時、どんなことを考えていますか?…思い出しやすい名前、ということを意識しています。例えば秋だったらきのこ関係の名前を付ける、など同じ時期に入ってきた子には関係のある名前を付けています。とのことでした。
私の愛犬も保護してもらってから私の家に来たので、保護犬にはすごく興味があったので、取材できるという、貴重な機会をいただけて、とても嬉しく、楽しい時間でした。
名前に関しては愛犬も、元ラテという名前で、周りにもカプチーノやモカなどもいて、(カフェシリーズだそうです。)すぐに思い出せるようにしていて、わんちゃん達への愛情の深さがとても伝わってきて、すごく感動しました。(たまき)

●病気のわんちゃんは引き取る人がいなかったら、保護犬活動の方が面倒を見ると聞いて、ちゃんと「紹介する・手を差し伸べた責任」を果たしているんだなと思いました。
犬を紹介した後も飼い主さんやわんちゃんの面倒を見に行くと仰っていて、渡したら渡したっきり、里親探しても見つからなかったね、保健所へ。ではなく責任を果たすのはなかなかできることではないからすごいと思いました。私たちも「飼う責任」ブリーダーの人は「産ませる責任」があると感じました。
吠えるからリードを嫌がるから人を噛むから鳴き声がうるさいから大きくなって可愛くないから病気があるからそれだけの理由でペットを捨てるのはとても身勝手なことだと感じました。誰かが切った犬との信頼関係をこうして繋ぎ直すそんな里親会をいろんな人に知ってもらいたいです。(ゆずは)

●どんな犬が保護犬として来ますか?…繁殖引退犬がメインで来ます。たまに飼い主がなくなったからなどの理由で保護犬になる犬もいます。とのことでした。
今回の取材で、保護犬になる前、人間によりどんなひどい扱いをされたかを知りました(仔犬が人気だからという理由で無理矢理産まされているようです)。この事実を知り、僕はとても酷いことで、なんでそんなことができるのだろう。と思いました。今後僕は犬を飼うなら保護犬を飼おうと思いました。また、他の人にも 昔ペットショップにいた保護犬の現状を知り、保護犬を飼って欲しいです。(いさ)

●犬や猫や、その他のいろいろな動物達が捨てられたり、酷い環境の中で育てられているのを知ってわたしは、こういう動物達が少しでも少なくなったらいいなぁと思いました。(あかり)

●あなたはペットショップに並んでいる子犬達がどこから来ているか知っていますか。
ペットショップにいる子犬達の多くは、パピーミル(子犬生産工場)と呼ばれる場所で生まれます。その子達のお母さんやお父さんは、ぎりぎり生きれるほどの食料と水で、とても小さな錆びた檻の中で日々生活して、子犬を産まされ続けます。
パピーミルで働く人達の一部には、金儲けのことしか考えていない人もいて、犬に暴力を振るうし、怒鳴ります。犬達はストレスで毛が抜けてしまっている子がほとんどです。中には餓死やストレスで死んでしまった子もいます。
このような可哀想な犬達が、日本にはたくさんいて、私達の知らない場所で今も子犬を産まされています。
私はこのことに衝撃を受けました。政府は「虐待はいけない。」と言っているのに、虐待をしているからです。外国では、子犬生産工場は禁止になっているのに、日本は禁止になってはいません。日本は遅れています。少しは海外を見習ってほしいです。
今、可哀想な犬達を救えるのは、犬を飼おうかと考えているあなたです。「里犬の会」というイベントが日本各地域で行われています。そこにいる犬達は、パピーミルで暴力を受けてきた犬達です。
あなたがペットを買うところが違うだけで、犬の命が1つ救われます。あなたがこの話を友達に話すだけで、社会は変わるかもしれません。
この残酷な世界を変えたいと思うなら、まずは「里犬の会」に行ってみてください。(みな)

●保護された犬は、どの子もとてもつらい思いをしていた。
保護された犬たちは繁殖場の飼育崩壊から保護された犬だ。
繁殖場で生まれた犬は、生まれてすぐにとても小さいのに母親と離れてペットショップに行き、狭いゲージの中で売れるまで過ごさないといけない。売れなかったら捨てられる。
どんなにもがいても誰も助けてくれない。

私にできること
①この活動を色んな人に知ってもらえるようにすること
②ペットショップでペットを飼わないようにすること
③飼ったら最後まで責任を持つ
④命の大切さを知る

こんな犬たちがつらい思いをしないで済むには人間にかかっていると思う。今私は保護した猫を飼っているが、犬や猫関係なく、全部の命が幸せになったら良いのにと思う。
初めてこんな切ない気持ちになった。(はるかな)

https://www.instagram.com/dog.wash.alba/
Dear Dogs*さんのInstagramです。
譲渡会情報も載っています。

発行号:3期生

こども記者:,,,,,,,,,,,,

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