2012年3月11日創刊 石巻日日こども新聞 一般社団法人キッズ・メディア・ステーション

 

本田圭佑選手へ

 こんにちは。ぼくの名前は本田選手と同じ「圭佑」です。毎週金曜日には、ホンダファミリアフットサルコートで練習しています。

 ぼくは、幼稚園のころから石巻日日こども新聞で記者をしています。本田選手の取材をしたいのでお手紙を書くことにしま

 

した。質問に入ります。

■どうして石巻にホンダファミリアフットサルコートを作ってくれたのですか?

■東日本大震災の時はどこにいましたか?

■小さい時の夢は何ですか?

■初めてサッカーボールにさわったのは何歳の時ですか?

■尊敬する選手は誰ですか?

最後に、石巻のサッカー少年少女に一言お願いします。

本田選手からのお返事を待っています。

石巻日日こども新聞 記者

釜サッカースポーツ少年団FC FORZA

石巻小学校4年生

酒井圭佑

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 6月のある日、本田さんから返事が届いた。

 本田さんは、東日本大震災の時は、ロシアのモスクワにいた。津波の被害でサッカーをする環境が不足していたから、サッカーを通じて貢献できることはピッチを作ることだと思ったそうだ。子どものころは、フランスのジダンが好きだった。

小さいころから、世界一のサッカー選手になること、そして家族を幸せにすることが夢だった。でも、どちらもまだ道半ばだと思っている。

 初めてサッカーボールにさわったのは、4才くらいの時。それから、夢に向かって、ずっと進んできた。やりたいことにとことん夢中になることが大事、そして、自分の行動に責任を持つことを子どもたちに伝えたいと言う。夢を叶えるためには、常に努力すること、失敗してもあきらめず、継続すればどんな壁だって乗り越えられる、と信じている。そして最後に、「いつかどこかで会いましょう。」と書いたあった。

 本田さんは、「世界の子ども

たちに夢を持つことの大切さを伝えたい」と、サッカースクールやキャンプを行っている。スクールは国内に64カ所あり、約3500人の子どもたちがサッカーを学んでいる。キャンプは、これまで9カ国16カ所で行われた。プロリーグがない台湾でもたくさんの子どもたちが参加した。いつか台湾にプロリーグができるようサッカーを盛んにしていきたい、と本田さんは考えている。また、国連財団「グローバル・アドボケイト・フォー・ユース(Global Advocate for Youth、青少年のための国際的支持者)」として、世界中の子どもたちを応援している。

 

 

本田圭佑様

 お返事をありがとうございました。石巻の少年少女にすばらしいフットサルコートをありがとうございます。本田さんのように夢をつたえられる人になりたいです。

酒井圭佑

 

 プロサッカー選手、本田圭佑さんは、東日本大震災の復興支援のために集めたお金で、石巻の子どもたちに「ホンダファミリアフットサルコート石巻」をプレゼントしてくれた。震災で、サッカーをする場所がなくなった子どもたちが、このコートでサッカーを楽しんでいる。どうしてフットサルコートを作ってくれたのか知りたくて、本田さんに手紙を書いた。
発行
一般社団法人キッズ・メディア・ステーション

【ホンダファミリアフットサルコート石巻】

 東日本大震災に伴う被災地の復興・活性化支援として、スポーツを通じて将来を担う子どもたちの健全育成とスポーツ推進の向上を目的に、プロサッカー選手本田圭佑氏が「NOTICE of HONDA災害支援基金」を設立し、本田選手を始め、多くの皆様方の御支援により、石巻市総合運動公園にフットサルコートを建設され、石巻市に寄贈されました。ファミリアとは、スペイン語で「家族」を意味します。東日本大震災で被災された皆さま、復興支援活動に御協力頂いた皆さまが、本田選手を含めて全員が家族のように共に前進することを願い、このフットサルコートが、そのような象徴になる場所になれば、との想いで、本田選手自らが考案したものです。(石巻市のホームページより)

  【取材・文】

  酒井圭佑

(石巻小学校4年生)

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