記事詳細
石巻日日こども新聞は、こども記者サポーターのみなさんからの寄付で制作されています。今回はジャーナリストの大先輩で長年応援してくれているメイ・マサンカイさんにお話をお聞きしました。
メイ マサンカイさん
フィリピン生まれ日本育ち。2018年から2020年まで仙台に暮らす。現在はジャーナリストとして東京で活躍中。
メイさんはジャーナリスト。日本国内の出来事を、英文に訳して海外に伝える仕事をしている。この仕事がきっかけで約４年前に石巻日日こども新聞との出会いがあった。以来、こども記者サポーターとして、応援してくれている。
「子どもたちが書くことによって何かを伝えるところがとてもすばらしいですね。学校の新聞部や授業で取り組むことはあっても、子どもが自らメディアをもって活動するのは、世界的にも貴重です。私ができる方法で応援したいと思いました」と話す。
石巻日日こども新聞を初めて読んだ時、大人が作る新聞とは違うなにか温かみを感じたそうだ。「テイラー・アンダーソンさん（※1）や遠藤伸一さんの記事（※2）が印象に残っています。新聞はモノクロであることが多いですが、この新聞は色がいっぱい使われていて、気持ちも明るくなります」。
こども記者として活躍していた人たちが今どうしているか気になるそうだ。「しっかりと話を聞いて、大人のまねではなく、今のみなさんにしか書けないことを書いてください。話し手に寄り添った心のこもった記事を期待しています」とエールをくれた。
取材・文
布施 まどか（蛇田中学校１年生）
※1 第27号（2018年9月）掲載 「震災に巻き込まれたアメリカ人 テイラー・アンダーソン先生が石巻に残したもの」
https://kodomokisha.net/backnumber/article/taylor-anderson
※2 第29号（2019年3月）掲載 「がれきに第二の人生を！」
https://kodomokisha.net/backnumber/article/%E3%81%8C%E3%82%8C%E3%81%8D%E3%81%AB%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%82%92%EF%BC%81