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ネパールの子どもたちから|たまごでつながる思い

 石巻日日こども新聞のこども記者たちは「たまごプロジェクト」に参加し、昨年9月にゆでたまごの殻を使ってネパールの子どもたちにモザイクアートのメッセージを送った(第17号2面に掲載)。今年に入り2月6日、作品をネパールに届けてくれたジギャン・クマル・タパさんが、ネパールの子どもたちからの返事を石巻に持ってきてくれた。
 その作品は、ネパールと日本の国旗が一緒になった「たまご」を、ネパールと日本の子どもたちの手で持ち上げているデザインだ。ネパールと日本の国旗には、太陽が描かれているという共通点がある。実は、世界各国の国旗の中でも、これはとても珍しいそうだ。
 デザインのモチーフであるたまごの背景は黄色になっている。「これはたまごの黄身の色を表しています」とタパさんが教えてくれた。
 ネパールの学校では、図工や美術の授業がなく、筆や絵の具などの道具を使うのは初めての子どもたちもいたそうで、とても楽しく制作が進んだという。タパさんが学校に行くたびに、「もう一度、たまごのアートをやりたい!」と言ってくれるそうだ。「作品を通して、ネパールの子どもたちが日本にお友だちを作ったことがとてもうれしいです」とタパさん。
 石巻市立湊小学校6年生の齋藤小枝さんは「今度はネパールの子どもたちにお手紙を書いて文通したいです」と話していた。これをきっかけに国を超えて、助けあいの輪を広げていきたい。

【取材・文】甲斐梨乃(東京都港区立麻布小学校4年生)

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