災害時みんなが情報をえられるように

　「パソコンママネット」は、パソコンの使いかたを教えてくれる教室。今年で12年目になる。この名前にしたのは、子育てサークル7人のママでつくったから。これまでに講習を受けた人は7500人、相談を受けた人は2000人。合計9500人がパソコンママネットを利用した。
　「パソコンはとっても便利なので大好きです」と理事長の遠藤一恵さん。一番多いのは60才以上。「子どものころパソコンがなかったから」「東日本大震災でテレビが使えなかった時、インターネットで情報を手に入れたくても使いかたがわからなかった」と利用する人が多い。震災後は避難所や仮設住宅で、YouTubeで歌を聞く会や、ツイッター教室なども開いたそうだ。
　料金はテキスト付きで1回1500円。会員になると、初級コースが1000円になる。高校生のように若い人もいる。今後は、小学生向けに「スクラッチ」や「ビスケット」というソフトを使ったプログラミング教室を開く予定。待っている間のお母さん向け教室もあるそうだ。
　習ってみたい人は0225-23-0822に月～金の9：00～16：00お電話で、または、ホームページhttp://www.pasomama.com/からお問い合わせを。