北上川とエネルギーの旅2023
親子で考える地域のみらい その②
北上川を守る人たち

2023/12/26

北上川は日本で5番目に長い川だ。石巻市を流れている。最近、豪雨で堤防が壊れたりというニュースもあるけれど、北上川は誰がどのように守ってくれているのだろうか。国土交通省東北地方整備局北上川下流河川事務所の小島 光博さんと高橋 伸行さんにお話を聞いた。


北上川の名前の由来は、昔、この辺りにあったと「日高見国」(ひたかみのくに)だと伝えられている。岩手県にある弓弭(ゆはず)の泉(岩手郡岩手町)から始まり、石巻が河口だ。その長さは249キロメートルあり、12市9町を流れている。北上川の水は、飲み水や生活にも利用され、きれいにして川に戻されたり、田んぼ、畑にも利用される。

国土交通省は全国の川や道路の管理をしている国の組織だ。その中で、宮城県内の大きな川を担当しているのが「北上川下流河川事務所」だ。川の堤防を作ったり、守ったり、水門にヒビが入ったりしていないかを調べたりするのも仕事だ。台風や大雨などで洪水が起きそうな時には、避難の誘導をすることもあるそうだ。

北上川には、いろいろな生き物がいる。アユやマゴイ、うなぎなど川の魚だけでなく、河口にはギンザケ、スズキなどの海の魚もいる。オオタカなどの鳥類や、ゲンジボタルなど虫たちも川辺で生活している。最近では、外来種の魚が生態系を崩すことが心配されているが、人間が持ち込んだもので魚は悪くない。

北上川には堤防がなかったため、2011年の東日本大震災の時には、市内に水が流れこんで被害が大きくなった。震災後、堤防を作ることになり、たくさんの人たちの意見を集めた。川沿いにある住吉小学校の児童たちも参加した。子どもたちの意見を生かして、地元で取れる井内石を使ったベンチは、大人用と子ども用と2種類あり、堤防が寝そべって空を見れる角度になっているのも子どもたちの意見だそうだ。

 整備された堤防にはベンチがある

2つの高さになっている

芝生にごろん!

国土交通省東北地方整備局

北上川下流河川事務所 http://www.thr.mlit.go.jp/karyuu/

【取材】阿部 壮汰(渡波小学校5年生)

【壮汰記者のおすすめ】

大島神社に続く石垣には他の石垣と違う形のものが2つあります。ぜひ探してください!

 

こども記者:

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