ハイブリッジは、高橋さんの名前の英訳で、人と人との架け橋になりたいという思いが込められている。高橋さんは震災のとき、神奈川県でダイビングをしていたが、揺れたときはもう陸に上がっていた。水の中にいた人に聞いたら「海の中ですごい音がした」と言っていたそうだ。
ふるさとの石巻に戻った後、高橋さんはUMISAKURAという海の清掃活動をする団体をつくった。石巻の海をきれいにして震災前の海に戻れるように、「ああ!きれいな海だ」と言ってもらえるようにと日々活動している。
清掃活動をしていてうれしいことは、漁師や町の人から「海をきれいにしてくれて、ありがとう」と感謝されること。高橋さんが伝えたい海の魅力は、ここでしか見られない生き物がたくさんいること。
「石巻の子どもたちに海の楽しさや魅力を伝えていきたいし、海にゴミを捨てない環境づくりをしていきたいです」と高橋さん。UMISAKURAは誰でも参加できます!一緒に海をキレイにしましょう‼
【取材・文・写真】齋藤小枝(湊小学校6年生)・酒井理子(門脇中学校1年生)