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こども記者魂 福島 文遥さん

今、一番ほしいものは「新しい自転車」!

 福島文遥さんは、お父さんの仕事の関係で、幼いころから海外での生活が長い。今まで、タシケント(ウズベキスタン)、ブダペスト(ハンガリー)、ロンドン(イギリス)に住んだことがある。今は一時帰国中で、8月から、ブラジルのサンパウロでの生活が始まる。これまで行った中で好きな国は、空気がきれいなスイス。
 石巻で好きな場所は、小さいころによく遊んだ日和山。好きな食べものはおすしで、好きな言葉は「ドンマイ」。    今、一番会いたいのは、大学進学のため、家族と離れてロンドンに残ったお姉さんの詞葉さん。
 東日本大震災が起きた時はロンドンに住んでいて、震災のことはお父さんからの電話で知った。石巻に住んでいる祖父母のことが心配で、怖かった。
 震災後もずっと海外に住んでいたので、一時帰国中の今、石巻のために何かしたいと思って、石巻日日こども新聞の記者になった。
 空手を習っていて、現在は6級。学校では、学校外で運動を習っている人が入る総合運動部に所属している。中学3年生になり、がんばりたいことは、漢字の勉強と、空手で4級になること。石巻中学校は楽しい。始めはロンドンとの違いにとまどいもあったが、みんなが優しく接してくれたので、すぐになじむことができた。
 ブラジルに行ったら、石巻とブラジルをつなぐ特派員になってくださいね。

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