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こども記者魂 村松 鈴音さん

好きな色は「ひまわりのように明るい黄色」

 村松鈴音さんは門脇中学校でバレーボール部に所属している。お父さんがバレーボールをしていて、おもしろそうと感じたのが入部のきっかけだ。生徒会では、行事の企画運営や委員会のプリント作りなどをしている。門中3大行事と呼ばれる「運動会」「文化祭」「合唱コンクール」が大好き。去年の運動会では賞状を3枚もらった。
 記事を書くときは、自分が聞いたことや見たことが読んでくれる人に伝わるように努力している。初めて自分の記事がのった新聞が発行されたときはとてもうれしかった。「学校で質問攻めにされました」。いろいろなところへ行って取材をし、たくさんの人と交流できることが記者活動のよいところと思っている。以前は文章を書くことが好きでも、なかなか思うように書けなかったのだが、友達に文章力をほめられるようになったそうだ。  
 東日本大震災の時は、小学3年生で9才だった。その日は、風邪で学校を休み、家にいた。津波が自宅の一階まで押し寄せ、とても不安だった。震災の時に一番必要と感じたのは、食料と情報。震災後は、少しの地震でも気をつけ、備えるようになった。
 石巻に住んでいる人たちのよいところは、みんな明るく気軽に話しかけられるところ。「石巻でおすすめの場所は、細かいしかけがおもしろい石ノ森萬画館です」と話してくれた。

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