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子どものまち・いしのまき2017 仮装コンテスト

子どものまち・いしのまき

子どものまち・いしのまき2017
 10月7日・8日の2日間、石巻市中央で「子どものまち・いしのまき2017」(主催:子どものまち・いしのまき実行委員会)が開催された。子どもたちで考えた仕事やメニューが並ぶ、子どもたち一人一人が主役になれるまちだ。このイベントは、子どものための石巻市民会議会長の戸田勇也さんが、東日本大震災後、心に傷を負った子どもたちに遊び場、冒険の場を作ってあげたいという思いで、2012年から開催している。今年で6回目。全国から大勢のボランティアが応援にきてくれる。1年目は約1700人が参加し、仕事が足りずに失業保険が出るというハプニングも起きた。その後も、毎年約1200人が参加する。
 「かわいいおみせ」「いろいろクレープ屋さん」「ミニやきおにぎり」のお店を出し、今回の子どものまちの売り上げ1位になった佐藤優花さん(開北小学校2年生)、佐藤美羽さん(同6年生)は、「計算していたよりもたくさんの人が来てくれて、忙しかったです。売り上げ1位を取れるとは思わなかったので、とてもうれしいです!来年も参加したいと思います」と話していた。
 実行委員の山形大学地域教育文化学部・教授の佐藤慎也さんは「参加した子どもたちが楽しいと言ってくれることがとてもうれしいです。みんなが平和で楽しく活動するためには、約束が必要です。来年からはそのような社会の仕組みを学べる場も作っていきたいと考えています」と話した。

仮装コンテスト
 10月28日、石巻市で行われた「石巻ハロウィン祭り」(主催:石巻市子どもセンター「らいつ」)で「仮装コンテスト」が開催された。石巻地域の30人の子どもたちが、魔女、がいこつ、ドラキュラなどのさまざまな衣装で参加して街がにぎわった。
 最優秀賞を受賞した住吉小学校6年生の高橋桜花さんは、「今回は、警察官の仮装に挑戦しました。服だけでなく、メイクも工夫しました。最優秀賞をとれて、びっくりしました。とてもうれしいです。来年もぜひ参加したいです」と話した。

【取材・文】小俣 渓志郎(大曲小学校4年生)・八重樫 蓮(石巻工業高校1年生)

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