しばらく歩くと、決勝でサトルに負けたサリオが現れた。「おいサトルじゃねぇか!決勝ではよくもこのオレサマに恥をかかせてくれたな!お仕置に、サルコーラ早飲み大会に来い。説明はあとからだ!」そう言って去って行った。
「さて、登ろう!」とサトルが言った。すると、サトルのお母さんが、「あなたもすっかり人気者ね。ふふっ」と言って笑った。二匹は、歩き続けて、ようやくてっぺんに着いた。そして、サトルはあることに気づいた。サトルのお母さんが何かのスイッチを持っていて、顔がすごくゆがんでぐしゃぐしゃになっているのだ。突然、サリオがやって来て「スイッチを押せ!サリエ!愛する人よ!」と叫んだ。「わかったわ!」サリオの恋人、サリエがそのスイッチを押した!実は、それは「超未来型瞬間移動装置」のスイッチだったのだ。サトルは一瞬にして消えてしまった。
サトルは異次元空間に入ってしまった。そして、着いたところは・・・? (続く)