4月15日の午後、お出かけからの帰り道、東松島市の大曲で、こいのぼりを見つけたので写真を撮りました。津波で幼い弟をなくした兄が、がれきの中から、弟が好きだった青いこいのぼりを見つけてあげたことから始まった「青いこいのぼりプロジェクト」。今年は、仮設住宅で暮らす地域住民も協力し、3月11日に始まったそうです。こいのぼりは、弟の所まで飛んで行きそうなくらいとてもきれいでした。町はまだもとに戻っていないから、人もいなくて静かなのに、こいのぼりのおかげでこの場所だけが明るい雰囲気。ここから、町全体が明るくなればいいなと思いました。
木村 ひな子(門脇中学校1年生)