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石巻に国立競技場の聖火台がやって来た

ごま油が一番さびにくい油なのだそう

ごま油で磨いたよ!
 2015年3月11日、ハンマー投選手の室伏広治さんが石巻を訪れた。石巻市総合運動公園に一時的に貸しだされている聖火台を、子どもたちといっしょに磨いて、被災地の復興と、2020年に開催される東京オリンピックの成功を祈るためだ。室伏さんは2009年から、毎年、聖火台を磨く活動をしている。「石巻に聖火台が来たことで、みなさんががんばろうという気持ちになってくれるのではないかと期待しています」と室伏さん。
 室伏さんが初めてハンマーを投げたのは7歳で、本格的に始めたのは15歳。練習はたいへんなときもあるが、向上していると感じるととてもうれしいそうだ。東京オリンピックについては、「もちろんがんばろうと思っていますが、これからの時代を担っていく若者たちにぜひ活躍してほしいと願っています」と話してくれた。子どものころは、スポーツ選手と大学の先生になるのが夢だった。そして、そのとおりになっている。
 6月27日、28日に行われる「第1回いしのまき復興マラソン」の除幕式では、聖火台に点火する予定。このマラソンに僕も参加します!

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