女川町でがんばっている東北社会人リーグ1部所属の「コバルトーレ女川」。全員の選手が女川町や石巻市で働いている。石巻日日新聞社で働く2人の選手を取材した。
黒田選手は群馬県、木内選手は秋田県の出身だ。宮城県女川町に移り住み、石巻日日新聞社の社員として、新聞と情報誌「んだっちゃ!」を作る仕事をしている。2人とも、小学生の時にサッカーを始め、そのころから、夢はサッカー選手だった。
練習は、新聞社の仕事が終わってから。「他の仕事をしながらは大変ですが、それでもサッカーを続けていたいぐらい好きです。」と黒田選手。小学6年生の時、リフティングが1000回は軽くできていた。「今は、止めろと言われるまでいつまでも、歩きながらでもできますよ。15年も練習していたらそうなれます!」
木内選手から、サッカーをする僕たちにメッセージ。「試合で勝つとみんなで喜んで、負けたらみんなで悔しがる。気持ちを共有することはなかなかできない経験です。サッカーを続けて、そういう気持ちをずっと味わってほしいです」。
女川のみなさんをスポーツで元気にするコバルトーレ女川。チームの目標はJリーグに入ること。応援してください!
【取材・文】阿部晃希(蛇田小学校5年生)・酒井圭佑(石巻小学校3年生)