記事詳細

【新!こども記者魂】渡波中学校3年生 矢口 悠月さん

趣味は読書。特に芥川龍之介の作品が好き。

矢口悠月さんは渡波中学校に通う3年生。学校では生徒会長を務めている。部活動は総合文化部技術コース。パソコンを使用する部活だが、入学してからずっと仮設校舎のためWi-Fi環境が悪く苦労している。
小学校5年生の時にプログラミングを始めた。スマートフォンのアプリなどのプログラミングができる。プログラミングの楽しいところは、「なにかを作りたい」という気持ちが満たされること。複雑なパズルを解いているようで楽しい。
7月に開催された石巻ハッカソン(※1)に参加し、会話ができる「人工無脳(※2)」を作った。「今の技術では会話の文脈を学習させることができないので、会話をしたら文として答えがかえってくるものを作りたいと思っています。」と話す。将来はプログラマーになりたいそうだ。
今年の3月にはフィンランドに行った。ICT(※3)が日常に取り入れられていて、高齢者も活用していることに刺激を受けた。
※1…チームに分かれてテーマに沿ったアプリを3日間でつくり上げる開発合宿。2012年から毎年開催されている。
※2…コンピューターの会話プログラム。キーワードに対応する言葉を無思考で返す仕組み。
※3…Information and Communication Technologyの略

【取材・文】八重樫 蓮(石巻中学校3年生)

Copyright (C) Kodomo Mirai Kenkyusho. All Rights Reserved.