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自然の2つの顔を知る 正しく学び、楽しく触れる

北上川の大自然を体験中

 2014年10月11日、石巻の石井閘門でカヌー体験の場が開かれた。主催したNPO法人ひたかみ水の里の新井偉夫さんにお話を伺った。
 ひたかみ水の里は石巻で初めてできたNPO法人。16年前から活動している。水に親しむことによって、自然には楽しい面と危ない面の2つの顔があることを理解し、自然と人間が楽しく付き合っていくことを学んでいる。カヌーの他には、サイクリングをしたり、山に景色を観に行ったり、キャンプをしたりするそうだ。メンバーは毎年変わるが、今年は15人いる。
 今回の体験カヌーをきっかけに、カヌーに夢中になったので、コツを教えてくださいとお願いした。「当たり前のことですが、ちゃんと教えてもらい、その通りに漕ぐことです。ライフジャケットをきちんと着用しましょう」と丁寧に教えてくれた。
 北上川を活用する自然体験活動を石巻のこどもたちに広げて行きたいと考えているそうだ。震災後は特に、自然に親しむ機会が減った。多くの子どもたちに再び自然を体験してほしい。

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