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少年少女

4月17日、日和山に桜を見に行った。たくさんの数と種類があった。桜はすべて元気で生き生きとしていた。咲いている桜、もう年をとった桜、まだ小さい桜、すべての桜が生きていた。満開できれいだった。「石巻さくらの会」の松川榮光さんの話では、震災の年も桜は美しく咲いていたそうだ。はるっピーどの桜が好き?と松川さんにたずねてみた。「全部好きです。親だったら、子どもに対して、あなた好きです、あなたは嫌いですというのがないのと同じです」と答えが返ってきた。F40日和山にあるほとんどの桜は震災前からあって、石巻のことをずっと見てきた。今年、私と弟と妹の桜を植えた。自分の名前を見つけてうれしかった。イワタ36100才の桜の木があった。折れて短くなっていたけれど咲いていたのですごいと思った。ぼくの桜は100年たったら大きくなって満開になっていると思う。つよいおに「シギザクラ」は10月に開花する。冬に一度しぼんでしまうが、強く耐えて、4月になるとまたきれいな花を咲かせる。今、何度も起こる余震に耐えながらがんばっている九州のみなさんは、この桜にとっての冬のようなつらい時期を過ごしていると思う。でも、必ず春がやってくるのと同じで、必ず希望が見えてくる。東日本大震災を乗り越えた私たちも東北から応援している。ベル

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