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新こども記者魂 鈴木 御代さん 女川小学校6年生

「障害」ではなく「個性」です

平成29年度「東京2020に向けた小・中学生ポスター企画」で最高賞の金賞を受賞した鈴木さん。生まれつき足に障害を持つ鈴木さんは、訓練して歩行器に頼らず歩けるようになった。「障害には目に見えるものと、目には見えないものがあります。見える障害を隠す人もいますが、それを個性と考えてほしい、パラリンピックで知ってほしい、という思いを込めてポスターを描きました」と話す。ポスターは貼り絵で、スズランテープを細くちぎって貼ったり、動物の大きさに合わせて折り紙をちぎったりして工夫した。周りからは「リアリティがある」「ブタのアーチェリーが面白い」などさまざまな反応があった。選ばれたと知った時は、「本当?」と驚いた気持ちだけでなく、うれしい気持ちやいろいろな感情が混じっていたそう。「明るいあいさつや、みんなが喜ぶことをして、まわりを笑顔にしたいです」と笑顔を見せた。

【取材・文・写真】山内 友結(女川小学校6年生)、阿部 明香里(蛇田小学校4年生)

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