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【新!こども記者魂】春からはプロ野球選手 鈴木遼太郎さん

石巻の星になれるようにがんばります!

 鈴木遼太郎さんは東北学院大学の4年生。野球部で投手として活躍し、2017年のプロ野球ドラフト会議で日本ハムファイターズに6巡目で指名された。
 鈴木さんは石巻市の蛇田地区出身。小学校1年生のとき、少年野球チームのコーチをしていたおじの勧めで野球を始めた。最初は、センターを守っていた。
 大学2年生の秋に仙台六大学野球リーグで新人賞を受賞。3年生の春、4年生の秋には敢闘賞を受賞した。大学2年生のときに、大学の先輩である本田圭佑さんが埼玉西武ライオンズからドラフト6巡目で指名され、鈴木さんもプロ入りを意識するようになったという。
 ドラフト会議当日は学校で指名を待った。「不安で、ずっとドキドキしていました。選ばれた瞬間はとてもほっとしました。勝てる投手、息の長い選手になることが目標です」。
 鈴木さんは、野球をする上で大切なことは、「たくさん食べることと強い気持ちです」と話す。大学に入学してから体重が10㌔㌘増え、球速は10㌔㍍も上がったそうだ。「攻める気持ちが大切です」。バッターと対戦するときに、気持ちが逃げていては負けてしまう。いつも攻めた投球を心がけている。「野球が好きだという気持ちを忘れずに、日々の練習をがんばってください」と、プロ野球選手を目指す子どもたちにエールを送った。

【取材・文】齋藤 暖都・龍田 一輝(赤井小学校6年生)

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