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書道で被災地の 子どもたちを元気に!

書き終わった字を持って写真撮影

 我流毛筆の会は、手本をもたず他の作品と比べず、ひたすら自分の「書」を書く。上手じゃなくていい、落書き感覚で書く人たちの集まりだ。
 東日本大震災で被災した子どもたちに、「書」を通して少しでも元気を取りもどしてほしいと思い、2011年8月28日に1回目の体験教室を石巻中央公民館で行なった。その後も毎年開催し、今年で6年目。 
 2017年9月16日、石巻日日こども新聞のこども記者たちも体験教室に参加。大きい筆、バケツいっぱいの墨、大きな半紙。学校の習字とちがうことが多く、少しむずかしい。
 我流毛筆の会は、震災を経験した子どもたちが大人になるまで、この活動を続けたいと考えているそうだ。

【文】西 宏夢(釜小学校4年生)

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