昔最近、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。おじいさんはロージンホームに、おばあさんはスマホヤに行きました。おばあさんは、ひときわ目立つスマホを買いましたが、落として割ってしまいました。すると、中から赤ん坊が出てきて、「あなたが落としたのは金のスマホですか?それとも銀ですか?」とたずねました。「いいえ、どちらでもありません」。「正直ですね。代わりに赤い箱を差し上げます。でも、絶対に開けないでください」と言って消えてしまいました。おばあさんはびっくりして箱を落とし開けてしまい、なんと、まさかりをかついだおすもうさんに変身しました。「この姿ではおじいさんがびっくりしてしまう」。泣きながら山に向かうとクマが出てきました。おばあさんは、急にやる気になって、クマとすもうをし、勝ちました。山道をどんどん歩いて行くと、ポツンと明かりが見え、近づくと小屋の中でやまんばがおむすびを作っていました。おなかがすいたおばあさんはおむすびに手をのばし、1つとって、走って逃げました。途中、おむすびを落としてしまい、おむすびはコロコロころがって穴に入りネズミに取られてしまいました。「おばあさんのおかげでおなかがいっぱいになりました」とネズミは喜び、いっぱい金貨をくれました。おばあさんは、穴を出て、山を下るとスマホヤに戻り、ひときわ目立つスマホを買うと、もとの姿に戻っていました。でめたしでめたし。FD3S